プロフィール

僕はジョーと言います。アメリカのノースカロライナ州で生まれ育った音楽家です。若いころから故郷の音楽に魅了され、バンジョーとフィドルを習い始めました。それ以来、アパラチアンミュージックは僕の生きがいとなり、世界の人々にも紹介しようと努力しています。

Joe Troop Bio

2002年、19歳の時、南スペインに渡りました。そこで、二年間、フラメンコやジプシー、タンゴ音楽など新しい音に囲まれて過ごしました。北アフリカの民族音楽にも触れました。同じ頃、言語にも興味を持ち、スペイン語を一生懸命勉強しました。フラメンコを通じて日本人の友達も出来たので、日本語も覚えました。

少しの日本語力と、大きな好奇心を持って、2005年、初めての来日を果たしました。行き先は信州遠山郷の上村で、仕事は小・中学校の英語の教師でした。滞在中、日本語の勉強をはじめ、伝統芸や祭り、独特の生活習慣などを経験しました。西洋の考え方と違うことが多く、美的な感覚も異なる日本での二年間は忘れられないものとなりました。

2007年、ノースカロライナ州に戻り、プロミュージシャンを目指すことにした僕はスイングバンドを結成し、フィドルとリードボーカルを担当しました。また、中国人の一流二胡演奏者とバンジョで共演したり、タウンマウンテンというブルーグラスバンドの一員としてアメリカの津々浦々歩きました。

新しい挑戦を探し続けてきた僕は、2010年一月、楽器とスツケース一つを手にアルゼンチンへ飛びます。そして現在に至るまで、ブエノスアイレスを拠点にアパラチアンミュージクを教えたり、南米のあちらこちらでツアをしたりしてきました。その中の7年間は、コントラバス奏者ディエゴ・サンチェスと、オリジナル曲を作り、二枚のアルバムを録音しました。また、アルゼンチンだけではなく、アメリカでもコンサートを開きました。

近年、僕が主に取り組んでいるのはチェ・アパラチェでの活動です。チェ・アパラチェは、僕が教える生徒の内、一番上手な三人と結成したアコースティックバンドです。『ラーテングラス』という新しいジャンルを開発しました。2017年、アメリカとアルゼンチンのツアで長年培ってきた自分たちの音楽を披露し、広く好評を得ました。アメリカの一番有名なアコースティックフェスティバルのネオトラディショナル部では優勝しました。嬉しかったよ!